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シリウスコルトが逃げ切りで重賞初V!第47回新潟大賞典(2025)
2025年5月、新潟競馬場で開催された第47回新潟大賞典(GIII)は、春の訪れを感じさせる曇り空のもと、16頭が火花を散らした。
天候はやや不安定ながらもレース直前には雨も上がり、少しずつ日差しが差し込むコンディション。
前走の好内容を評価されたわけでもなく、単勝8番人気の伏兵に過ぎなかったシリウスコルト(牡4)が、レース中盤で早めに主導権を握ると、そのまま直線で後続を突き放す堂々たる逃げ切り勝利。
序盤は16番フライライクバードが見せたが、すぐに8番シリウスコルトが外から積極的に先手を奪い、13番グランドカリナン、9番エファニーらが続く形で展開。
シリウスコルトは3コーナーから徐々にペースを引き上げ、直線では持ったままの手応えでリードを広げていく。
最後は外から鋭く伸びてきた14番サブマリーナと5番ハピの猛追をクビ差で振り切り、先頭でゴール板を駆け抜けた。
払い戻し
単勝:8番 1,960円(8番人気)
三連単:8-14-5 399,750円(1333番人気)
今回のレースは、展開・馬場・斤量の全てがシリウスコルトに味方した好例だった。
見事な逃げの形をつくり自身の持ち味をフルに発揮し、見事重賞初制覇を成し遂げた。
シリウスコルトを管理する田中勝春調教師にとっても、これは開業初年度での重賞初勝利という快挙となった。