LINEアイコン 友だち募集中
ⓘ記事内に広告を含む場合があります。

三冠レースで最も着差をつけた三冠馬とは?

競馬ファン必見!歴代三冠馬ぶっちぎり度の比較


日本競馬史上、牡馬クラシック三冠を達成した競走馬は延べ8頭存在します。
単純に日本競馬の歴史年数から平均すると、約10年に1度の確率で三冠馬が誕生する計算となります。

毎年約8割にあたる5,000頭もの競走馬が生涯で1度も勝つことができずに引退する中、一生に一度しか出走できない皐月賞・日本ダービー・菊花賞と3つのG1レースをすべて勝つことは、とてつもなく難しいといえるでしょう。

そして、その難関中の難関をクリアした8頭の三冠馬は、どれだけ強かったのか気になりませんか?
仮に三冠馬同士が同じ舞台で競走したら…なんて考えると夢は膨らむばかりです。
しかしそれぞれ時代が違いますので、実現することはありません。

それならば、実際にレースで付けた着差で比較してみるのはどうでしょうか。

三冠レースのイメージ画像1
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)

そこで今回は、その8頭の歴代三冠馬が三冠レースにて、どれだけ着差を付けたのかを調べ、三冠馬の中でも1番強かった三冠馬は、どの馬なのかをランキング形式にてご紹介したいと思います。

歴代最強馬の中でも最強馬である三冠馬たちの”ぶっちぎり度”を堪能してみてください。

第8位


コントレイル
(父ディープインパクト 母ロードクロサイト 母父Unbridled's Song)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
1/2馬身 3馬身 クビ 3 1/2馬身

第8位は、2020年に史上3頭目となる無敗で三冠馬に輝いたコントレイルでした。
父ディープインパクトと同じく無敗で三冠を制した孝行息子です。

その大偉業を達成した2020年は、世界中でウイルス感染が大流行したことにより、無観客で競馬が行われた年でもありました。

主戦の福永祐一元騎手が涙したシーンは多くの競馬ファンも涙しました。
ただ、画面越しにしか観戦できなかったことが今でも残念に思いますね。

第7位


シンボリルドルフ
(父パーソロン 母スイートルナ 母父スピードシンボリ)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
1 1/4馬身 1 3/4馬身 3/4馬身 3 3/4馬身

ミスターシービーが三冠を達成した翌1984年に史上初の無敗で三冠馬に輝いた皇帝・シンボリルドルフが第7位です。
決して着差を広げるのではなく、好位につけ巧みに堂々と抜け出し抜かせない王道スタイル。いわゆる『ルドルフ走法』と呼ばれる走りで他馬を圧倒しました。
そのため、それほど大きな着差を付けての勝利がなく、第7位となりました。

しかし、管理した野平祐二調教師が「競馬に絶対はないがルドルフには絶対がある」とまでいわしめた、その強さは今でも日本史上最強馬の呼び声高いのも納得ですね。

第6位


ミスターシービー
(父トウショウボーイ 母シービークイン 母父トピオ)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
1/2馬身 1 3/4馬身 3馬身 5 1/4馬身

スタートダッシュがあまり得意ではなかったため、レースでは後方から一気の追い込みで他馬をゴボウ抜きする末脚スタイルで1983年の三冠馬に輝いたミスターシービーが第6位です。
その豪快かつ弾むようなフットワークでスピードに乗ると最後の直線で繰り広げられる逆転劇は多くのファンを魅了しました。

第5位


オルフェーヴル
(父ステイゴールド 母オリエンタルアート 母父メジロマックイーン)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
3馬身 1 3/4馬身 2 1/2馬身 7 1/4馬身

2011年、未曾有の大震災に見舞われた日本列島。その年に三冠馬となりましたオルフェーヴルが第5位です。

オルフェーヴルといえば、デビュー戦で主戦の池添謙一騎手を振り落とし、菊花賞でも振り落とすなど、とにかく破天荒な競走馬としても有名です。
しかし、この闘争心こそオルフェーヴルの強さの根源だったといっても過言ではありません。
また、凱旋門賞では2年連続2着という結果に、この馬が日本史上最強馬に挙げる方も少なくはありませんね。

第4位


シンザン
(父ヒンドスタン 母ハヤノボリ 母父ハヤタケ)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
3/4馬身 1 1/4馬身 2 1/2馬身 7 1/2馬身

戦後初の三冠馬に輝き、昭和の日本競馬の一時代を築いたシンザンが第4位となりました。
19戦15勝2着4回という戦績は、デビュー戦から引退レースまでの19連続オール連対であり、その記録は現在でも破られていません。

さらには、サラブレッドの平均寿命(25歳前後)を大きく上回る35歳まで生き、競走馬の長寿記録も樹立。
レースだけではなく、あらゆる意味で最強馬だったといえます。

ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプトの調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)

第3位


ディープインパクト
(父サンデーサイレンス 母ウインドインハーヘア 母父Alzao)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
2 1/2馬身 1 1/4馬身 5馬身 9 1/2馬身

第7位のシンボリルドルフに続き史上2頭目、無敗の三冠馬に輝き、日本近代競馬の結晶といわれたディープインパクトが第3位となりました。
その強さは主戦の武豊騎手から「飛んでいるような感じ」といわれ、レースでは『どの馬が勝つのか』ではなく『どう勝つのか』が問題となったほどで2005年の菊花賞を制し三冠達成となった単勝は100円の元返しでした。

ちなみにこれまで日本競馬の歴史上単勝100円の元返しは5回しかありません。
これは、いかにディープインパクトが強すぎたかが分かる数字です。

また、競走成績もさることながら種牡馬成績も産駒の勝数が歴代1位になるなど、超一流の結果を残していますので、全てにおいて日本史上最強馬に値するのではないでしょうか。

第2位


セントライト
(父ダイオライト 母フリツパンシー 母父Flamboyant)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
3馬身 8馬身 2 1/2馬身 13 1/2馬身

1941年に日本競馬史上初となる牡馬クラシック三冠馬に輝いたセントライトが第2位となりました。

今から約80年以上前に活躍した名馬ですが、当時のレース間のローテーションは2連闘、3連闘は当たり前の時代でした。
もちろん、それはセントライトも例外ではなくダービーには3連闘を擁し、菊花賞では4連闘で臨み三冠を達成しています。

今では考えられないほどのローテーションですが、それをこなしたセントライトには、強さに加え、尋常ではないタフさも兼ね備えていたといえますね。

第1位


ナリタブライアン
(父ブライアンズタイム 母パシフィカス 母父ノーザンダンサー)

皐月賞 日本ダービー 菊花賞 合計
3 1/2馬身 5馬身 7馬身 15 1/2馬身

シャドーロールの怪物と呼ばれ、三冠レース全てをぶっちぎって勝利したナリタブライアンが堂々の第1位となりました。
その差の合計は、何と15馬身半差です。その数字は他の7頭と比べても桁違いです。

いったい、どれだけ強くなるのかと期待された翌年、股関節炎を発症してしまい”暴力的強さ”を披露し続けたナリタブライアンの強さは消えてしまいます。
しかし、全盛期の走りは、まさに異次元の強さであったことは間違いありませんし、日本歴代最強の三冠馬という称号は、その着差が物語っているではないでしょうか。

まとめ


三冠レースのイメージ画像2
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)

今回は、三冠レースにて、もっとも着差を付けた三冠馬をランキング形式にて、ご紹介しました。

第3位は、今の日本競馬に多大な影響を与え続ける英雄ディープインパクトでしたが、その英雄を抑えて第2位となったセントライト。
セントライトは、前述の通り、活躍したのは戦前の話で今の日本中央競馬会が発足される前となります。
その時代と現代では明らかに環境面が違う中、初代三冠馬のセントライトが記録した数字は凄いとしか言いようがありません。

そして、それを上回ったのが、第1位のナリタブライアンです。
ぶっちぎり度でいえば、1頭だけ15馬身を超えています。現役時代に”暴力的強さ”と表現されたのも頷けますね。

もちろん、どの三冠馬も強いことに疑う余地はありませんが、着差で強さを計るのも一つの指針となりえるのかなと思いました。
今後は、新たに史上9頭目の三冠馬がいつ誕生するのか、楽しみに待ちたいですね。

×

全てのコラム記事

×

全てのニュース記事