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G1歴代最多勝種牡馬ランキング【春競馬編】

最もG1を制覇した種牡馬とは


1頭の競走馬が、G1レースを何勝したかという話題はよく耳にすると思います。
たとえば、史上最多となる芝のG1を9勝したアーモンドアイや日本近代競馬の結晶ともいうべき無敗の三冠馬ディープインパクトは芝のG1レースを7勝しました。

しかし、それぞれのG1レースにおいてどの種牡馬が1番勝利しているかはあまり馴染みがないかも知れません。
そこで今回は、各G1レースにおける歴代最多勝種牡馬ランキングをお届けします。

最多勝種牡馬のイメージ画像
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)

現在のJRAでは24ものG1レースがありますので、春競馬と秋競馬を分けてご紹介します。
※集計期間は1986年〜2024年のG1レースが対象です。

◆フェブラリーステークス


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ゴールドアリュール 4勝 エスポワールシチー、ゴールドドリーム、コパノリッキー
2位 アメリカンファラオ 2勝 カフェファラオ
3位 フジキセキ 他21頭 1勝 カネヒキリ

年が明けて最初に行われるダートG1のフェブラリーステークスでは、サンデーサイレンス産駒の中でもダート戦線で活躍したゴールドアリュールが4勝と第1位でした。

ゴールドアリュールのイメージ画像
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
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なお、2位以下については、”どんぐりの背比べ”状態といえますので、今後どの種牡馬の産駒が勝ってもおかしくない偏りのないレースとなっている傾向といえそうですね。

◆高松宮記念


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 サンデーサイレンス 4勝 アドマイヤマックス、オレハマッテルゼ、スズカフェニックス、ビリーヴ
2位 アドマイヤムーン 2勝 セイウンコウセイ、ファインニードル
2位 サクラバクシンオー 2勝 ショウナンカンプ、ビッグアーサー
2位 フジキセキ 2勝 キンシャサノキセキ
2位 ロードカナロア 2勝 ダノンスマッシュ、ファストフォース

続いて春のスプリント王決定戦に位置する高松宮記念では、サンデーサイレンスが堂々の第1位です。
2位以下の種牡馬をみると、この先も不動の1位といえるかも知れません。

◆大阪杯


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 3勝 アルアイン、ポタジェ、レイパパレ
2位 ロードカナロア 1勝 ベラジオオペラ
2位 モーリス 1勝 ジャックドール
2位 ブラックタイド 1勝 キタサンブラック
2位 ハーツクライ 1勝 スワーヴリチャード
2位 オルフェーヴル 1勝 ラッキーライラック

まだG1昇格となって歴史が浅い大阪杯ですが、ここではディープインパクトが頭1つ抜けて第1位となっていますね。

◆桜花賞


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 5勝 アユサン、グランアレグリア、ジェンティルドンナ、ハープスター、マルセリーナ
2位 サンデーサイレンス 3勝 スティルインラブ、ダンスインザムード、チアズグレイス
3位 ブレイヴェストローマン 1勝 アラホウトク、オグリローマン

牝馬クラシック第1弾の桜花賞でもディープインパクトが2位以下を引き離しての第1位となりました。
まさに競走馬、種牡馬として日本歴代最強馬の名に相応しい限りです。

◆皐月賞


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 サンデーサイレンス 7勝 アグネスタキオン、イシノサンデー、エアシャカール、ジェニュイン、ダイワメジャー、ディープインパクト、ネオユニヴァース
2位 ブライアンズタイム 4勝 ヴィクトリー、サニーブライアン、ナリタブライアン、ノーリーズン
3位 ディープインパクト 3勝 アルアイン、コントレイル、ディーマジェスティ

次に牡馬クラシック第1弾の皐月賞では、サンデーサイレンスが圧倒的な数字で第1位となりました。

サンデーサイレンスのイメージ画像
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今後、この勝ち数を追い越す種牡馬は現れるのでしょうか?

◆天皇賞・春


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 4勝 ジャスティンパレス、フィエールマン、ワールドプレミア
1位 ステイゴールド 4勝 ゴールドシップ、フェノーメノ、レインボーライン
1位 サンデーサイレンス 4勝 スズカマンボ、スペシャルウィーク、ディープインパクト、マンハッタンカフェ

続いて日本競馬の中でもっとも距離が長いG1レースであり、もっとも格式の高いG1レースでもある天皇賞・春は、サンデーサイレンス系が独占している結果となりました。

◆ヴィクトリアマイル


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 4勝 ヴィルシーナ、グランアレグリア、ジュールポレール
1位 フジキセキ 4勝 エイジアンウインズ、コイウタ、ストレイトガール
3位 クロフネ 2勝 ソダシ、ホエールキャプチャ

春のマイル女王決定戦・ヴィクトリアマイルでもサンデーサイレンスの後継種牡馬が同率で1位となりました。
サンデーサイレンスの凄さが伝わってきますね。

◆NHKマイルカップ


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ダイワメジャー 3勝 アドマイヤマーズ、カレンブラックヒル、メジャーエンブレム
2位 ディープインパクト 2勝 ケイアイノーテック、ミッキーアイル
2位 クロフネ 2勝 アエロリット、クラリティスカイ
2位 アグネスタキオン 2勝 ディープスカイ、ロジック
2位 キングマンボ 2勝 エルコンドルパサー、キングカメハメハ

ここでもサンデーサイレンス産駒のダイワメジャーがディープインパクトを抑えて堂々の第1位となりました。

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やはり『芝マイルはダイワメジャー産駒を狙え』との言葉はあながち間違いではないことが分かります。

◆オークス


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 4勝 ジェンティルドンナ、シンハライト、ミッキークイーン、ラヴズオンリーユー
2位 トニービン 3勝 エアグルーヴ、ベガ、レディパステル
2位 サンデーサイレンス 3勝 スティルインラブ、ダイワエルシエーロ、ダンスパートナー

牝馬クラシック第2弾のオークスでは、桜花賞に続きディープインパクトが第1位でした。
ある意味で牝馬二冠達成ですね。さて、秋華賞でもディープインパクトは第1位となるのでしょうか?

◆日本ダービー


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 7勝 キズナ、コントレイル、シャフリヤール、ディープブリランテ、マカヒキ、ロジャーバローズ、ワグネリアン
2位 サンデーサイレンス 6勝 アグネスフライト、アドマイヤベガ、スペシャルウィーク、タヤスツヨシ、ディープインパクト、ネオユニヴァース
3位 ブライアンズタイム 3勝 サニーブライアン、タニノギムレット、ナリタブライアン

競馬の祭典、日本ダービーではディープインパクトが父サンデーサイレンスを上回り第1位となっています。

ディープインパクトのイメージ画像
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ちなみに父仔で日本ダービーを制したのは、1984年のグレード制導入後、シンボリルドルフとトウカイテイオーなど5組いますが、ディープインパクト以外はすべて1勝です。
そう考えると、ディープインパクトの7勝は永遠不滅の金字塔ではないでしょうか。

◆安田記念


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 4勝 グランアレグリア、サトノアラジン、ダノンキングリー、リアルインパクト
2位 ニホンピロウイナー 2勝 ヤマニンゼファー
2位 タニノギムレット 2勝 ウオッカ
2位 キズナ 2勝 ソングライン
2位 ヌレイエフ 2勝 ハートレイク、ブラックホーク

まさにディープインパクト祭りといったところですね。
ここでもディープインパクトが堂々の第1位に輝いています。

なお、同条件のNHKマイルカップで第1位だったダイワメジャーがランクインしていないことを考えると、先ほどの『芝マイルはダイワメジャー産駒を狙え』は、古馬になると通用しないかもしれません。

◆宝塚記念


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ステイゴールド 5勝 オルフェーヴル、ゴールドシップ、ドリームジャーニー、ナカヤマフェスタ
2位 サンデーサイレンス 3勝 サイレンススズカ、ディープインパクト、マーベラスサンデー
3位 ミルジョージ 2勝 イナリワン、オサイチジョージ
3位 ブライアンズタイム 2勝 ダンツフレーム、マヤノトップガン
3位 バゴ 2勝 クロノジェネシス
3位 キングカメハメハ 2勝 ミッキーロケット、ラブリーデイ
3位 エンドスイープ 2勝 アドマイヤムーン、スイープトウショウ

春競馬の最後となる宝塚記念では、ステイゴールドが第1位となりました。
ディープインパクトの名がないということで、意外にも非根幹距離(400mで割れない距離)が苦手だったという見方もありますね。

まとめ


今回は、G1歴代最多勝種牡馬ランキングとして春競馬編を紹介しました。

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この春競馬のG1レースをまとめると、12レース中7レースにおいてディープインパクトが第1位となり、全レースの第1位はサンデーサイレンス系の種牡馬でした。

そう考えると、サンデーサイレンスが日本競馬の血統史を塗り替えたといっても過言ではありませんね。
なお、残りの12レースは秋競馬編と続きますので、合わせてお読みいただけるとより一層楽しんでいただけるかと思います。

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