【初心者向け】芝・ダートのトラックバイアスとは?馬券に活かせる有利不利の傾向
競馬には、トラックバイアスという言葉があるのをご存知でしょうか?
これは、トラック=馬場とバイアス=偏りを足した言葉でトラックバイアスといわれており、要するに馬場に偏りがあるということです。

また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。
[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)
競馬というのは、大雨でも降雪であっても基本的には開催されます。
そして、これは少々のことで延期や中止にはなりません。
また、番組構成の関係上、同じ競馬場のコースを何週間も使用します。
すると、コースは連続使用によって疲弊し、馬場がだんだんと荒れてきます。
そう考えると、競馬でこれらコースの疲弊などによる影響を無視して、馬券を購入するのは危険だと思いませんか?
そこで今回は、競馬初心者の方に向けたトラックバイアスについてお伝えしていきたいと思います。
少しでもトラックバイアスのことを理解していただき、馬券購入の一助になればと思いますので、ぜひ最後までお楽しみください。
まずは、改めてトラックバイアスを簡単に説明します。
トラックバイアスとは、コース状態における有利・不利のことをいいます。
もちろん、コース形状そのものからくる有利・不利もあれば、その日の馬場状態による有利・不利もあります。
そうなると、明確に馬場の恩恵を受ける馬と不利を被る馬がいるということを考慮しながら、馬券購入を検討する必要があります。
なお、これを事前に察知し馬券に活かそうという考え方のことをレース・アドバンテージといいますが、ただ、難しく考える必要はありません。
まずは、コースや馬場状態によって、その恩恵を受ける馬と不利を受ける馬がいるということだけ覚えておいてください。
トラックバイアスを何となくでも知ってもらったところで、ここからはトラックバイアスのパターンをいくつか紹介します。

また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。
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1つ目のパターンは、高速馬場の場合、内側の前にいる馬を狙うパターンです。
これは、馬場が硬くなり走破タイムが速くなりやすいため、内側にいる先行馬が有利となります。
よって、時計が速くなるいわゆる高速馬場では、内側の前にいる馬が有利になるということを覚えておいてください。
そして、高速馬場で知られる小倉競馬場などでは、スタートダッシュが速い先行馬が好走するパターンが良くみられます。
これは、前が止まらず、4コーナーで1.2.3番手に付けていた馬が、そのまま馬券圏内を独占するレースのことです。
逆にこのパターンでの危険な人気馬は、後方から末脚を生かす馬です。
これは、高速馬場で内側が有利な場合、外差しが届かず不発に終わることがよく見られます。
その理由は、道中で追走するのにパワーを使ってしまって、最後の直線でパワーが残ってないからです。
よって、高速馬場で好走するのは、内側の前を走ると予想した馬、いわゆる内枠の馬やスタートダッシュが速い馬になることを覚えておいてください。
また、タフな馬場の場合も内側の前にいる馬が有利になるパターンもあります。
タフな馬場とは、時計がかかる馬場のことをいい、これも内側にいる前の馬が有利になります。
先に紹介した高速馬場の場合も内側にいる前の馬が有利ってパターンと同じでは?と思われた方は鋭いです。
この2つの違いを説明すると、タフな馬場の内側にいる馬は時計や上がりタイムが掛かってしまうということで、見分けるポイントとしては、雨が降った馬場状態や直線で向かい風を受けたりといった外的な要因があるのがタフな馬場となります。
よって、タフな馬場でも内側にいる前の馬が好走するパターンが多いということも覚えておいてください。
そして危険な人気馬としては、高速馬場と同じく差し・追い込み脚質の馬で、理由はタフな馬場になると物理的に外を回すことが不利になるからです。
次に紹介する3つ目のパターンは、高速馬場での外差しです。
このパターンの特徴としましては、速いタイムが出やすく人気の差し馬が好走しやすいことです。
ただ、1つ目の高速馬場の場合と真逆のことをいっていますよね。
この秘密は、競馬場にあります。
先ほどの1つ目のパターンは、小倉競馬場を始めとするローカル競馬場です。
逆に3つ目の高速馬場での外差しが有利になるのは、東京競馬場や阪神競馬場の外回りといった広いコースなのです。
よって、高速馬場の外差しパターンとは、馬場の内が荒れているから外差しが有利になるのではなくて、コースの構造上、外から差してくる馬が有利になるということです。
また、馬場が荒れた場合も外差しが有利になります。
これは、2つ目のパターンのタフな馬場とは少し違います。
荒れた馬場とは、開催が進んで内側の馬場が傷んでしまい走りづらくなる馬場のことで、馬場の内側が荒れていると外差しが起こりやすくなります。
そして、特徴としては開催時期が進んだローカル競馬場です。
これは、本当に外の馬しか来ないパターンがよく見られますので、特に注目してみてください。
なお、先ほど説明した3つ目の高速の外差しと馬場が荒れた外差しの違いは、競馬場違いだと認識してください。
その理由は、芝の耐久性にあります。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプトの調整等はおこなっておりません。
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東京や阪神といった主要会場は、耐久性に強い芝を使用しており雨が降っても傷みづらい芝なので、主要会場は馬場が荒れにくいと考えても良いと思います。
続いては、ダートコースのパターンについて紹介します。

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実は、ダートコースは芝よりも馬場の偏りが出にくいです。
それは、天気が良い時のダートもしくは少しぐらい湿った時のダートは、基本的にはフラットになることが多いからだといえます。
それを踏まえてダートコースでみられる1つ目のパターンは、重馬場や不良馬場といった馬場状態が悪い場合、時計が早くなり先行馬が有利になることです。
なぜ、ダートが渋ると時計が速くなると思いますか。
これは、砂浜を想像してください。砂浜でパサパサの砂浜を走る場合とちょっと湿ってる砂浜を走る場合を比較すると湿ってる方が、グリップがあって走りやすいと思いませんか。
もちろん、馬もそれと同じで湿った時は時計が速くなります。
これは、ダートコースの基礎となりますので、必ず覚えておきましょう。
よって、時計が速くなり先行馬が有利になる重馬場や不良馬場は、自力のある馬でも後方からの脚が使えません。
そして、ダートコースでの人気馬が馬券圏外になるパターンとして逃げ切れなかった時と差し切れなかった時といった、この2つのパターンの場合、圧倒的に多いのは差し切れない方です。
結局のところ、ダートは特にそうですが、競馬は前に行く馬の方が絶対に有利ですので、逆に後ろからいく人気馬は危険な人気馬になることが多く見られます。
また、ダートコースで特に強い馬は基本的に先行脚質ですので、ダート馬で後ろから行く実力馬は、危険な人気馬になることが多いので、これもぜひ覚えておいてください。
続いて2つ目は、芝のようなダートの場合です。
この芝のようなダートというのは、馬場が少しだけ渋った時に発生しやすいです。
イメージでいいますとやや重もしくはやや重よりの良馬場です。
また、特徴としては差し馬が有利で速い上がりと速い時計が出やすくなります。
ただ、芝のようなダートの注意点としては、事前にどの馬が差してくるか見極める必要がありますが、特にダートコースは前に付けた馬が有利ですので、芝のようなダートの馬場状態になっていた場合、差し追い込みの人気馬が届きそうかどうかをしっかりチェックしましょう。
そして、3つ目のパターンは、タフな馬場の場合です。

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このタフな馬場とは、ダートの砂が乾燥して直線で向かい風がある時です。
特徴としては、内側の前を走っている馬よりも厳しく外目を通ってきた馬が有利になります。
特に発生しやすいのは、中山競馬場と中京競馬場の冬の時期に起こりやすいので、これもぜひ覚えておいてください。
今回は、芝・ダートコースにおけるトラックバイアスについて簡単に紹介しました。
特に競馬初心者の方は先に紹介した、いくつかのトラックバイアスのパターンを覚えておくことで馬券購入時に役立つと思いますので、是非とも取り入れてみてください。