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G1歴代最多勝種牡馬ランキング【秋競馬編】

最もG1を制覇した種牡馬とは


別記事において、G1歴代最多勝種牡馬ランキングの春競馬編をお届けしましたが、本記事ではその続編となる秋競馬編をお送りします。

春競馬編では、サンデーサイレンスを祖とするディープインパクトやダイワメジャー、ステイゴールドといった、いわゆるサンデーサイレンス系の種牡馬が上位独占となりましたが、秋競馬編のランキングはどうなったのでしょうか。
ぜひ春競馬編と合わせて、お楽しみいただければと思います。

最多勝種牡馬のイメージ画像
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)

現在のJRAでは24ものG1レースがありますので、春競馬と秋競馬を分けてご紹介します。
※集計期間は1986年〜2023年のG1レースが対象です。

◆スプリンターズステークス


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 クロフネ 3勝 カレンチャン、スリープレスナイト、ママコチャ
2位 スウェプトオーヴァーボード 2勝 レッドファルクス
2位 サンデーサイレンス 2勝 デュランダル、ビリーヴ
2位 サクラユタカオー 2勝 サクラバクシンオー
2位 キングカメハメハ 2勝 ロードカナロア
2位 アドマイヤコジーン 2勝 アストンマーチャン、スノードラゴン

秋競馬G1の開幕となるスプリングステークスでは、非サンデーサイレンス系種牡馬のクロフネが第1位に輝きました。

クロフネのイメージ画像
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
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クロフネ自身は、芝のマイルとダートのイメージが強いだけに意外な結果に少し驚きました。

◆秋華賞


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 5勝 アカイトリノムスメ、ヴィブロス、ジェンティルドンナ、ショウナンパンドラ、ミッキークイーン
2位 サンデーサイレンス 2勝 エアメサイア、スティルインラブ
2位 キングカメハメハ 2勝 アパパネ、スタニングローズ

桜花賞・オークスと第1位となったディープインパクトですが、秋華賞でも2位以下を圧倒的に引き離しての牝馬三冠達成となりました。
まさにスーパーサイアーであり、「凄い」の一言しかありません。

◆菊花賞


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 5勝 アスクビクターモア、コントレイル、サトノダイヤモンド、フィエールマン、ワールドプレミア
2位 サンデーサイレンス 4勝 エアシャカール、ダンスインザダーク、ディープインパクト、マンハッタンカフェ
3位 ダンスインザダーク 3勝 ザッツザプレンティ、スリーロールス、デルタブルース

続いて、牡馬クラシックの最終戦、菊花賞でもディープインパクトが席巻する形で第1位に輝きました。

ディープインパクトのイメージ画像
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惜しくも皐月賞は父のサンデーサイレンスに譲りましたが、日本ダービーでもディープインパクトが断トツの1位でしたので、これで五冠達成となりましたね。

◆天皇賞・秋


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 サンデーサイレンス 5勝 スペシャルウィーク、ゼンノロブロイ、ダイワメジャー、バブルガムフェロー、ヘヴンリーロマンス
2位 トニービン 3勝 エアグルーヴ、オフサイドトラップ、サクラチトセオー
3位 ロードカナロア 2勝 アーモンドアイ
3位 キングカメハメハ 2勝 ラブリーデイ、レイデオロ
3位 キタサンブラック 2勝 イクイノックス
3位 オペラハウス 2勝 テイエムオペラオー、メイショウサムソン
3位 クリスエス 2勝 シンボリクリスエス

ここでは、サンデーサイレンスが、頭1つ抜けた形で第1位となりました。
なお、”東京の鬼”とされたトニービンが第2位だったことも頷けます。

ただ、3位をみますとキタサンブラックの名があるだけに、今後はキタサンブラックがどこまで順位を上げてくるのか注目したいですね。

◆エリザベス女王杯


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 サンデーサイレンス 5勝 アドマイヤグルーヴ、ダンスパートナー、トゥザヴィクトリー、フサイチパンドラ
2位 メジロライアン 2勝 メジロドーベル
2位 ブライアンズタイム 2勝 ファレノプシス、レインボーダリア
2位 ディープインパクト 2勝 マリアライト、ラキシス
2位 オルフェーヴル 2勝 ラッキーライラック
2位 アグネスタキオン 2勝 ダイワスカーレット、リトルアマポーラ
2位 インティカブ 2勝 スノーフェアリー

その年の最強女王決定戦にあたるエリザベス女王杯でもサンデーサイレンスがズバ抜けての第1位となりました。

サンデーサイレンスのイメージ画像
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また、2位以下をみましてもオルフェーヴル以外はすでに種牡馬を引退していますので、この先もトップは不動のものとなりそうです。

◆マイルチャンピオンシップ


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 サンデーサイレンス 6勝 ジェニュイン、ダイワメジャー、デュランダル、ハットトリック
2位 ディープインパクト 5勝 グランアレグリア、ダノンシャーク、トーセンラー、ミッキーアイル
3位 ビゼンニシキ 2勝 ダイタクヘリオス
3位 ハービンジャー 2勝 ナミュール、ペルシアンナイト
3位 デヴィルズバッグ 2勝 タイキシャトル
3位 カーリアン 2勝 シンコウラブリイ、ゼンノエルシド

秋のマイル王を決めるマイルチャンピオンシップでも第1位となったのはサンデーサイレンスでした。
なお、ここまで秋競馬の傾向を見ますとディープインパクトよりもサンデーサイレンスの方が強い傾向に出ていますが、いずれにしましてもサンデーサイレンス系には変わりありませんね。

◆ジャパンカップ


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 4勝 コントレイル、ジェンティルドンナ、ショウナンパンドラ
2位 サンデーサイレンス 3勝 スペシャルウィーク、ゼンノロブロイ、ディープインパクト
3位 ロードカナロア 2勝 アーモンドアイ
3位 ハーツクライ 2勝 シュヴァルグラン、スワーヴリチャード
3位 キングマンボ 2勝 アルカセット、エルコンドルパサー

世界の強豪が集う優勝賞金5億円のジャパンカップでは、父を1勝差で抑えたディープインパクトが、第1位となりました。

ℹ AI生成
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そう考えると、やはり現在の日本競馬はサンデーサイレンスからのディープインパクトが主流血統で間違いありません。

◆チャンピオンズカップ(ジャパンカップダートも含む)


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 キングカメハメハ 3勝 ジュンライトボルト、チュウワウィザード、ホッコータルマエ
2位 ゴールドアリュール 2勝 クリソベリル、ゴールドドリーム
2位 ワイルドラッシュ 2勝 トランセンド
2位 フジキセキ 2勝 カネヒキリ
2位 エルコンドルパサー 2勝 アロンダイト、ヴァーミリアン

秋のダート王決定戦のチャンピオンズカップ。
ここにきて、初めてキングカメハメハが第1位を獲得しました。
これでスプリングステークスのクロフネと合わせ、非サンデーサイレンス系の種牡馬では、2つ目の第1位となります。

◆阪神ジュベナイルフィリーズ


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 3勝 ショウナンアデラ、ジョワドヴィーヴル、ダノンファンタジー
1位 ダイワメジャー 3勝 アスコリピチェーノ、メジャーエンブレム、レシステンシア
1位 サンデーサイレンス 3勝 ショウナンパントル、スティンガー、ピースオブワールド

2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズでは、サンデーサイレンス系が同率1位でした。
今後、サンデーサイレンス系の種牡馬を追い抜く新星種牡馬は現れるのでしょうか。

◆朝日杯フューチュリティステークス


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 3勝 サトノアレス、ダノンプラチナ、ダノンプレミアム
2位 サンデーサイレンス 3勝 バブルガムフェロー、フジキセキ、メジロベイリー
3位 ブライアンズタイム 2勝 ナリタブライアン、マイネルマックス
3位 ハーツクライ 2勝 サリオス、ドウデュース
3位 キングカメハメハ 2勝 リオンディーズ、ローズキングダム

続いて、2歳のマイル王決定戦でもサンデーサイレンスとディープインパクトが並ぶ形で第1位となっています。

◆有馬記念


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 サンデーサイレンス 5勝 ゼンノロブロイ、ディープインパクト、ハーツクライ、マツリダゴッホ、マンハッタンカフェ
2位 ステイゴールド 4勝 オルフェーヴル、ゴールドシップ、ドリームジャーニー
3位 ブライアンズタイム 3勝 シルクジャスティス、ナリタブライアン、マヤノトップガン

暮れの大一番。
その年のグランプリホースを決める有馬記念ではサンデーサイレンスが第1位となり、第2位はディープインパクトではなく、同じくサンデーサイレンス系のステイゴールドでした。
まさにサンデーサイレンス系の独壇場であり、現在の日本競馬を物語っていますね。

◆ホープフルステークス


順位 種牡馬名 勝利数 勝利した産駒
1位 ディープインパクト 2勝 キラーアビリティ、コントレイル
2位 ロードカナロア 1勝 サートゥルナーリア
2位 ハーツクライ 1勝 タイムフライヤー
2位 ドゥラメンテ 1勝 ドゥラエレーデ
2位 スワーヴリチャード 1勝 レガレイラ
2位 ジャスタウェイ 1勝 ダノンザキッド

最後に2歳の中距離王者を決めるホープフルステークスは、大阪杯と同じくG1に昇格となってまだ歴史が浅いですが、ここでもディープインパクトが第1位でした。
ただし、2位には初年度産駒から数多くの活躍馬を輩出したスワーヴリチャードが控えていますので、今後の動向に注目したいです。

まとめ


今回は、春競馬編に続きG1歴代最多勝種牡馬ランキングの秋競馬編を紹介しました。

ℹ AI生成
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また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
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・Juggernaut XL(KandooAI)

結果的には、JRAのG1全24レース中22レースがサンデーサイレンス系の種牡馬が第1位となり、この先もサンデーの飽和状態がまだまだ続きそうです。

しかし、このサンデーからのディープ一色を打破する種牡馬の誕生を新たな視点と捉えると、より競馬が楽しくなるかも知れません。
そして今回のG1歴代最多勝種牡馬ランキングは、意外にも競馬ファンの中で知っている方も少ないと思いますので、競馬仲間でクイズにするのも面白いかも知れませんね。

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