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有馬記念2024:レガレイラが64年ぶりの牝馬優勝を達成!劇的なハナ差勝利
2024年12月22日、中山競馬場で行われた第69回有馬記念(G1)は、3歳牝馬のレガレイラが制覇。2分31秒8というタイムで、64年ぶりに牝馬がこのグランプリを制覇する快挙を達成しました。
1番人気に推されたアーバンシックがスタートで出遅れ、先行争いはダノンデサイルが主導権を握り、ベラジオオペラ、スターズオンアースが続きました。道中は比較的落ち着いた流れとなり、1000m通過タイムは1分2秒9とスローペースで進行。
外枠16番のシャフリヤールが大外から追い込む一方、8番レガレイラが馬群を割って力強く伸び、激しい首の上げ下げを制してハナ差で勝利をもぎ取りました。シャフリヤールは大外枠からの快走で2着、一方ダノンデサイルは逃げ粘って3着となりました。
払戻金
単勝: 8番 1,090円(5番人気)
3連単: 8-16-1 196,520円(548番人気)
今回の有馬記念は、JRA70周年イヤーの締めくくりにふさわしい劇的なレースとなりました。牝馬ながら牡馬の一線級に全く引けを取らないレースを展開したレガレイラ。前走からの上積みが功を奏し、持ち前の勝負根性を発揮して初のグランプリ制覇を果たしました。この勝利は1960年以来の3歳牝馬による有馬記念制覇であり、日本競馬史に新たなページを刻みました。