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芸能人の馬主って誰がいるの?

芸能人馬主の活躍:北島三郎から佐々木主浩まで


JRAにて競走馬を所有するいわゆる馬主になるためには、所有資産が7,500万円以上あることなど、一般的に考えると厳しい条件になっています。
もちろん該当する方は一定の資金を所有しているため、大企業で指揮を執られるトップの方などが多いです。
そして、その全てを満たした馬主の中には多くの著名人・芸能人の方も存在します。

馬主のイメージ画像1
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

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・DALL·E 3
・Firefly
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・Juggernaut XL(KandooAI)

ただし、名義が個人であったり、法人であったりとあまり知られていないケースも考えられます。
そこで今回は、芸能人の馬主って誰がいるの?と題して、あの超有名な演歌歌手から日本を代表するスポーツ選手などを紹介していきます。ぜひ最後までお楽しみください。

北島 三郎


日本を代表する演歌歌手・北島三郎さんは、これまで『大野商事』という馬主名義で多くの競走馬を所有してきました。

北島三郎のイメージ画像
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中でも2015年から2017年に日本競馬界の中心にいたキタサンブラックの馬主であったことは有名です。

苗字と名前の頭文字をとって、キタサンという冠名でキタサンブラックの他にもキタサンミカヅキやキタサンチャンネルなど多くの活躍馬を輩出しました。
そんな北島三郎さんは、同じ演歌歌手の春日八郎さんからの紹介で馬主になりました。
もちろん最初から順風満帆だったわけではありません。

馬主資格を取得したのは1963年ですが、なかなか強い馬に巡り合うことができず、初重賞制覇まで40年、初G1制覇までは53年という長い年月がかかりました。
それだけ名馬に出会うことは奇跡であり、こればかりはいくら資金があったとしても叶うものではありません。

そんな苦労を重ね続けた北島三郎さんは、キタサンブラックを初めて見た時、キタサンブラックの目に閃きを感じたそうです。

そして、一度は牧場を後にしたものの慌ててUターンをして購入を決めたというエピソードがあります。
まさに50年以上培った鑑識眼が名馬との出会いにつながったのだと思います。
その後キタサンブラックは、ご存じの通り日本を代表する競走馬となり、日本競馬の一時代を築きました。

また、現役時代には18億円以上もの賞金を稼ぎ、引退後、種牡馬となってからも初年度産駒からイクイノックスやガイアフォース。
2年目以降にもソールオリエンスといったクラシック級の素質馬を輩出し、現役さながらの活躍をみせています。

これからもキタサンの名は、多くの競走馬に受け継がれ後世に残り続けるでしょう。

佐々木 主浩


元スポーツ選手が馬主として成功している最たる例が、元プロ野球選手でメジャーリーグでも大活躍し、日本を代表する投手だった佐々木主浩さんです。

佐々木主浩のイメージ画像
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現役時代は『大魔神』との愛称で活躍した佐々木さんの所有馬としてまず最初に活躍した競走馬は、マジンプロスパーです。

このマジンプロスパーは、父にアドマイヤコジーンを持ち、2012年のCBC賞(G3)など、重賞を3勝を上げて末長く活躍しました。
なお、この時は自身の愛称『大魔神』を基にマジンを冠名に使用していましたが、佐々木さんが最初に所有したG1馬といえば、2013年、2014年のヴィクトリアマイル(G1)を連覇したヴィルシーナです。

ヴィルシーナには、同世代に同じディープインパクト父を持つジェンティルドンナという怪物がいたため、牝馬三冠レースを全て2着に終わってしまいます。
これだけでも素晴らしい成績ですが、それでも、その鬱憤は古馬になってヴィクトリアマイル連覇という偉業により晴らしました。

次に活躍したのが、ヴィルシーナの半弟にあたるシュヴァルグランです。
シュヴァルグランは、父にハーツクライを持ち2017年のジャパンカップ(G1)を制しました。
引退後は、ハーツクライの後継種牡馬として今後も活躍が期待されています。

さらにシュヴァルグランの1歳下でヴィルシーナの全妹にあたるヴィブロスが姉ヴィルシーナの果たせなかった秋華賞(G1)を勝利すると、2017年のドバイターフ(首G1)も優勝します。

ここで、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この3頭には佐々木さんの冠名であったマジンが付けられておらず、しかもこの3頭には全て「ヴ」がついています。
これは、佐々木さんの奥様、榎本加奈子夫人が最初に名付けたヴィルシーナが大活躍したことにより、以後ゲンを担いで馬名に「ヴ」をつけるようになったそうです。
今後は、どんな「ヴ」を馬名に持った競走馬が現れるか楽しみですね。

小林 祥晃


次に紹介するのは、自身の芸名を冠名とするDr.コパこと小林祥晃さんです。

小林祥晃のイメージ画像
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コパノの冠名を持つ競走馬といえば、ダートの一時代を席巻したコパノリッキー、高松宮記念(G1)を制したコパノリチャードなどが有名ですよね。

また、小林さんはコパノ以外にもラブミー・キモンという冠名も使用したりしており、その代表馬として挙げられるのが、ラブミーチャンです。
ラブミーチャンは、ダートで活躍したサウスヴィグラスを父に持ち、2009年の全日本2歳優駿(jpn1)でJRA所属馬を一蹴したことで、その年のNARグランプリ年度代表馬に輝きました。

また、2012年にも同賞を獲得するなど、地方競馬の一時代を築いた名牝です。

そして、デビュー当時から積極的に藤田菜七子騎手を応援し、その藤田騎手はコバノキッキングで2019年のカペラステークス(G3)を勝利。
女性騎手初の重賞制覇を成し遂げました。

競走馬だけではなく若手騎手の育成も考えた小林さんの行動は、日本競馬の発展に大きく貢献されています。

前川 清


2007年のヴィクトリアマイルを制したコイウタを所有していたのが、歌手の前川清さんです。
なお、馬主名義は『前川企画』となっており、馬名は自身が所属していた内山田洋とクールファイブのヒット曲『恋歌』から名付けられました。

前川清のイメージ画像
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コイウタは父フジキセキ、母ヴァイオレットラブ、母の父ドクターデヴィアスという血統で3歳時のクイーンステークス(G3)で重賞初制覇を達成し、話題を呼びました。
しかし、牝馬三冠レースでは桜花賞(G1)が3着、オークス(G1)は競走中止。
そして、秋華賞(G1)でも17着と結果を残すことができませんでしたが、翌年のヴィクトリアマイルにて祝杯を挙げました。

これは、1984年のグレード制導入後、芸能人として初めてJRAのG1レースを制した馬主という快挙となります。
ちなみに、コイウタを競馬場で観戦すると”勝てない”というジンクスから、前川さんはヴィクトリアマイル当日、テレビでレースを観戦していたそうです。

その後、コイウタは果敢にもアメリカのキャッシュコールマイルに挑戦し、結果は最下位に敗れてしまいましたが、2007年のJRA賞最優秀4歳牝馬に輝きました。

三木 正浩


最後に著名人・芸能人とは少し違うかもしれませんが、今の日本競馬を大いに賑わせているサイバーエージェントの藤田晋さんのように、事業で成功した方や大企業のトップが馬主だったというケースを1つ紹介します。

三木正浩のイメージ画像
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ジャスティン・エリカの冠名で競走馬を所有する三木正浩さんは、ABCマートの創業者です。
三木さんは、日本の富豪ランキングに毎年ランクインするほどの実業家。
現在は、果敢にセレクトセールやセレクションセールで高額馬を落札しています。

中でも2020年のセレクトセールにて2億900万円で落札したジャスティンパレスは、2023年の天皇賞・春(G1)を制覇し、三木さんに初めてのG1タイトルをプレゼントしました。
また、2024年の皐月賞(G1)では、2番人気だったジャスティンミラノが見事、勝利したことも記憶に新しい出来事だと思います。

まとめ


今回は、著名人・芸能人の馬主を紹介しました。
もちろん、他にも著名人・芸能人の方で馬主をされている方も多く存在します。

そして、馬主としてビッグタイトルを手にしている芸能人や著名人は意外と多いですが、古くは女優の高峰三枝子さんが所有していたスウヰイスーが1952年の桜花賞とオークスを制したことで、当時は大きな話題となったそうです。

その後、前述した通りキタサンブラックの北島三郎さん、ヴィルシーナやシュヴァルグラン、ヴィブロスの佐々木主浩さん。コパノリッキーやコパノリチャードの小林祥晃さんなど、数多くの芸能人や著名人がJRAのG1レースを制しています。

今後も多くの芸能人や著名人が馬主となり、日本の競馬界を盛り上げてくれることに期待したいですね。

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