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第78回朝日杯セントライト記念:アーバンシックが菊花賞トライアルを制覇
第78回朝日杯セントライト記念が中山競馬場で行われました。
レースは14頭が出走、菊花賞トライアルとして注目を集めます。結果は二番人気のアーバンシックが優勝、一番人気のコスモキュランダが2着、三番人気のエコロヴァルツが3着という上位人気馬で決着しました。
レースの展開は、スタートから6番エコロヴァルツが先手を取ったものの2コーナーで10番ヤマニンアドホックが先頭に立つ展開。
1000mの通過タイムは60秒5と、近年のセントライト記念に比べて平均的なペースで進みます。
一番人気のアーバンシックは中団からレースを進め、直線では外から鋭く伸びて、先に抜け出した8番コスモキュランダを交わしてゴールイン。
勝ち時計は2分11秒6、上がりタイムは800mが46秒6、600mが34秒6でした。
今回の勝利でアーバンシックは菊花賞への優先出走権を獲得。さらにコスモキュランダとエコロヴァルツも優先出走権を手にしました。
アーバンシックは春のクラシックでは後方からの競馬が続いていましたが、今回は中団からの競馬に変わり、馬自身の成長が感じられるレース内容でした。
初コンビとなったルメール騎手の手綱捌きも見事で、中山競馬場での5勝目を挙げています。
払い戻しに関しては、単勝が1番で310円、馬連が1番-8番で570円と、上位人気馬での決着となり配当は安め。しかし、3連単の配当は4,820円と、二番人気でありながらまずまずの配当を記録しました。
次は菊花賞での活躍が期待されるアーバンシック、コスモキュランダ、エコロヴァルツの3頭。特にアーバンシックは今回の走りでさらなる飛躍が期待されるだけに、今後の動向に注目ですね。