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ローカル競馬場で複勝率が高い騎手ランキングTOP5

ローカル競馬場とは?荒れやすいため実は狙い目?


競馬をする方は1度や2度、いや、何度でも万馬券を的中する夢を見て馬券を購入されているかと思います。
ただ、なかなか万馬券って獲れませんよね。

ローカル競馬場で複勝率が高い騎手のイメージ画像1

しかし、的中する確率を上げることは可能です。
それは万馬券が多く発生する、いわゆる荒れるレースや荒れる競馬場で馬券を購入することです。

現在JRAには、全国で10箇所の競馬場が存在しますが、東京・中山・京都・阪神の4つが主要会場と呼ばれ、残りの6つはローカル会場と呼ばれています。
その違いは、主要会場ではG1などの大きなレースが行われます。そのため、実力差がハッキリすることが多く、ローカルに比べて荒れる傾向が少ないといわれています。
そうなると「万馬券を狙うならローカルだ!」と思うかも知れませんが、その分、難解なレースが多いのもローカル競馬の特徴の1つといえます。

ただし、難解なレースでもよく馬券圏内に入ってくる騎手の情報があれば、夢に一歩近づくと思いませんか?

そこで今回は、6つのローカル競馬場において複勝率が高い騎手TOP5をご紹介します。
各競馬場にて、それぞれ複勝圏内に入る騎手がバラバラですので、是非とも以下の表を頭に入れて馬券購入に役立ててみてください。

※表のデータは全てnetkeiba.comの直近1年間のデータを引用しています。
※2024年1月末時点の現役ジョッキーで2023年の全国ジョッキーリーディング60位以内の騎手及び各競馬場での騎乗数が50回以上の騎手を対象とします。なお、短期騎手免許の外国人は除きます。

福島競馬場の複勝率TOP5騎手ランキング


例年では、4月〜7月と10月〜11月の間に年3回に分けて行われる福島競馬場。
コースの特徴としては、直線がとても短くて先行馬が有利な競馬場です。
そのため、馬券的には1番人気が馬券圏外になることもよく見られます。

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 出走回数 複勝率
1 戸崎 圭太 15 6 10 30 61 50.8
2 菅原 明良 7 10 7 37 61 39.3
3 永島 まなみ 14 10 5 59 88 32.9
4 丹内 祐次 8 11 13 67 99 32.3
5 富田 暁 6 10 2 38 56 32.1

そんな福島競馬場では、戸崎圭太騎手が50%超の成績を残しています。
福島での戸崎騎手は人気に関係なく、馬券圏内に入れておくべきかも知れません。

また、注目は4位の丹内祐次騎手でしょうか。
もっとも騎乗数が多い中で複勝率30%超はローカル競馬場に強いイメージがピッタリですね。

新潟競馬場の複勝率TOP5騎手ランキング


新潟競馬場は、日本で唯一『直線コース』がある競馬場です。
また、通称”千直”と呼ばれるレースが名物となっています。
さらには、芝の外回りコースの直線が東京競馬場より長いのも名物の1つといえますね。
例年では4月〜5月、7月〜9月で年3回に分けて開催されます。

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 出走回数 複勝率
1 戸崎 圭太 11 11 5 39 66 40.9
2 津村 明秀 10 12 10 50 82 39.0
3 丹内 祐次 12 15 10 72 109 33.9
4 北村 宏司 10 5 3 36 54 33.3
5 菅原 明良 9 3 9 50 71 29.5

新潟競馬場でも戸崎騎手が第1位でした。
福島・新潟では戸崎騎手からの馬券を組み立てるのが賢明かも知れません。それほど信頼が高い数字が出ています
続いて3位の丹内騎手も騎乗数が多い中で3位ですので、福島と合わせて信頼度は高いといえるのではないでしょうか。
よって、この福島・新潟では戸崎騎手と丹内騎手から馬券の組み立てをオススメします。

中京競馬場の複勝率TOP5騎手ランキング


G1競走である高松宮記念(3月)とチャンピオンズC(12月)が行われるローカル会場の中で唯一の競馬場です。
平坦な小回りコースが特徴で、東京と新潟と同じく左回りコースです。
開催期間は、3月、5月〜6月、12月となっています。

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 出走回数 複勝率
1 川田 将雅 16 10 6 18 50 64.0
2 西村 淳也 13 11 11 46 81 43.2
3 松山 弘平 16 10 16 62 104 40.3
4 岩田 望来 18 17 7 77 119 35.2
5 坂井 瑠星 12 10 9 60 91 34.1

中京競馬場では、川田将雅騎手がズバ抜けて1位でした。
さらに2位以下を見ましても2023年の全国・関西リーディングで上位だった騎手が名を連ねています。

ここは素直に関西リーディング上位の騎手を狙うのが良さそうです。
特にこの数年での活躍が目立つ西村淳也騎手は人気薄の馬でも馬券圏内に持って来るシーンがよく見られますので、今年も注目したいですね。

小倉競馬場の複勝率TOP5騎手ランキング


ローカル競馬場で複勝率が高い騎手のイメージ画像2

開催期間が1月〜2月、7月〜9月と真冬と真夏の両極端で行われるのが小倉競馬場。
コースの特徴は、平坦な小回りで直線も短く、他会場と比べると小規模な競馬場です。
基本的には福島競馬場と同じく先行馬が有利とされています。

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 出走回数 複勝率
1 鮫島 克駿 11 10 7 29 57 49.1
2 藤岡 佑介 10 2 7 31 50 38.0
3 西村 淳也 14 14 8 70 106 33.9
4 団野 大成 7 9 7 52 75 30.6
5 松山 弘平 6 6 3 35 50 30.0

そんな小倉競馬場では、鮫島克駿騎手が少し抜けた存在で1位となりました。
また、注目は4位の団野大成騎手です。
あくまでも肌感覚ですが、団野騎手は小倉では強いイメージがあります。
そして、意外な狙い目は2位の藤岡祐介騎手といえそうです。

札幌競馬場の複勝率TOP5騎手ランキング


春のG1宝塚記念が終わると夏競馬の開催となりますが、例年だと札幌競馬場には、多くのトップジョッキーが集結します。
そのため、レースレベルがとても高くなる傾向が特徴ですね。

また、G2競走の札幌記念は、秋のG1を見据えた競走馬たちが多く参戦することで夏競馬のメインの1つになっています。
なお、開催期間は、毎年8月〜9月です。

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 出走回数 複勝率
1 横山 武史 22 22 16 59 119 50.4
2 C.ルメール 13 10 7 38 68 44.1
3 武 豊 16 6 4 56 82 31.7
4 丹内 祐次 7 18 14 88 127 30.7
5 北村 友一 5 5 6 39 55 29.0

札幌競馬場では、横山武史騎手がC.ルメール騎手を抑えて第1位に輝きました。
しかも複勝率50%超は立派な数字だと思います。

さらに注目は”北のルメール”こと4位の丹内騎手です。
北海道修身の丹内騎手が毎年の北海道シリーズでは、無類の強さを発揮していますので、是非とも注目してみてください。

函館競馬場の複勝率TOP5騎手ランキング


開催期間が6月〜7月となっており、毎年2歳新馬戦がスタートする競馬場としても知られています。
さらに毎年JRA最初の2歳重賞(G3 函館2歳S)が行われるのも函館競馬場の特徴といえます。
コースの特徴は、福島競馬場や小倉競馬場と同じく直線が短く、平坦で小回りです。

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 出走回数 複勝率
1 横山 武史 14 14 13 40 81 50.6
2 佐々木 大輔 18 10 14 74 116 36.2
3 藤岡 佑介 13 2 4 37 56 33.9
4 鮫島 克駿 11 12 8 65 96 32.3
5 北村 友一 4 11 3 39 57 31.5

函館競馬場でも横山武騎手が1位となりました。
ここでも複勝率50%超ですので、北海道シリーズでは横山武騎手が絶対的な強さを誇っているといえそうです。

なお、北のルメールこと丹内騎手はランク外となりましたので、札幌では狙い目も函館では割引が必要かも知れません。
逆に札幌・函館で5位に入った北村友一騎手の複勝率は約30%もありますので、ワイドや3連複の軸にするのも悪くないと思います。

※なお各競馬場の開催時期は、その年によって変更となる場合があります。

まとめ


今回は、ローカル競馬場で複勝率が高い騎手ランキングTOP5をご紹介しました。

ローカル競馬場で複勝率が高い騎手のイメージ画像3

簡単に今回の記事をまとめますと、福島・新潟では戸崎騎手・丹内騎手の信頼度が高いです。
また、中京では川田騎手の一択ですね。
さらに小倉では、鮫島克騎手や団野騎手といった若手騎手も好成績を残していますし、中堅の藤岡佑騎手も狙い目です。
そして、札幌・函館では横山武騎手は外せません。また、丹内騎手は札幌のみ。北村友騎手は、ワイドや3連複の穴馬の軸として良さそうです。

なお、前述した表は直近の成績を基に算出していますので、2024年の馬券購入で大いに役立つデータと思います。是非ともご活用ください。