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G1レース別最多勝利騎手は?

最高位の競走、Grade1


日本競馬のG1レースは、もっとも格式が高いとされる天皇賞やグランプリホースを決める年末の有馬記念、3歳クラシック戦線の日本ダービーや菊花賞などを始め、現在JRAで『G1競走』として格付されているのは全部で23レースあります。

G1のイメージ画像
ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)

しかし、その23レースは、同じG1ながらも距離や会場、芝・ダートといったコースまで多種多様です。
そんな中、これまで有馬記念を1番勝利している騎手は誰なのだろうか?すべてのホースマンが憧れる日本ダービーの最多勝利騎手は何勝しているのか?などの疑問が湧いてきました。
そこで今回は、G1レース別の最多勝利騎手を紹介したいと思います。

競馬好きの皆さんなら大方の予想はつくかと思いますが、意外にもあの騎手やこの騎手が大レースの最多勝利騎手だったりと驚きの部分もありましたので、ぜひ最後までお楽しみください。

※なお、表中の全レースとも1984年のグレード制導入以降でG1に格付けされたレースを対象としています。

春のG1シリーズ


まずは、毎年G1レースの皮切りとなるフェブラリーステークスから春のグランプリ決定戦である宝塚記念までの全12レースを表にまとめましたので、ご覧ください。

G1レース 最多勝利騎手 勝利数 主な騎乗馬
フェブラリーS 武豊 5勝 カネヒキリ
ヴァーミリアン
高松宮記念 藤田伸二
福永祐一
3勝 ショウナンカンプ
マサラッキ
ビッグアーサー
ミスターメロディ
大阪杯 M.デムーロ 2勝 スワーヴリチャード
桜花賞 武豊 5勝 ベガ
ファレノプシス
皐月賞 M.デムーロ 4勝 ダイワメジャー
ドゥラメンテ
天皇賞(春) 武豊 8勝 ディープインパクト
NHKマイルC 武豊
横山典弘
3勝 クロフネ
ロジック
アエロリット
シンボリインディ
ヴィクトリアマイル C.ルメール 3勝 アーモンドアイ
オークス 武豊
福永祐一
C.ルメール
3勝 エアグルーヴ
シーザリオ
ソウルスターリング
日本ダービー 武豊 6勝 スペシャルウィーク
キズナ
安田記念 武豊
岡部幸雄
川田将雅
3勝 オグリキャップ
ウオッカ
タイキシャトル
タイキブリザード
モーリス
サトノアラジン
宝塚記念 武豊 4勝 マーベラスサンデー
イナリワン

全12レース中8レースがレジェンド・武豊騎手でした。
とにかく、日本ダービー6勝は凄いですね。

また、注目なのはNHKマイルCの横山典弘騎手です。
武豊騎手と並ぶ最多勝利も凄いですが、それ以上に凄いのは横山典弘騎手は、これまで同レースに21回騎乗し、9回連対、11回が複勝圏内と実に半数以上が馬券に絡んでいることになります。

東京の芝1,600メートルといえば、横山典弘騎手を忘れないようにした方が良さそうですね。

秋のG1シリーズ


続いて、秋のG1シリーズ開幕となるスプリンターズステークスから暮れの大一番、有馬記念までの全11レースに対する最多勝利騎手一覧です。

G1レース 最多勝利騎手 勝利数 主な騎乗馬
スプリンターズS 武豊
河内洋
小島太
池添謙一
岩田康誠
M.デムーロ
C.ルメール
川田将雅
2勝 バンブーメモリー
ビリーヴ
ダイイチルビー
ニシノフラワー
サクラバクシンオー
デュランダル
カレンチャン
ロードカナロア
レッドファルクス
グランアレグリア
ファインニードル
ママコチャ
秋華賞 武豊
岩田康誠
3勝 ファインモーション
エアメサイア
ジェンティルドンナ
菊花賞 武豊 5勝 スーパークリーク
エアシャカール
天皇賞(秋) 武豊 6勝 メイショウサムソン
ウオッカ
エリザベス女王杯 武豊 4勝 アドマイヤグルーヴ
マイルCS 池添謙一 4勝 デュランダル
インディチャンプ
ジャパンC 武豊 4勝 ローズキングダム
チャンピオンズC 武豊 4勝 タイムパラドックス
クロフネ
阪神JF 福永祐一 3勝 ピースオブワールド
朝日杯FS M.デムーロ 4勝 リオンディーズ
ロゴタイプ
有馬記念 池添謙一 4勝 オルフェーヴル
ホープフルS 横山武史
他6名
1勝 キラーアビリティ

ここでも全11レース中7レースが武豊騎手でした。
これで武豊騎手は、全23レース中15レースの最多勝利騎手となります。
さすがは日本が誇るレジェンドジョッキーといったところでしょうか。

G1のイメージ画像2
ℹ AI生成
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また、マイルチャンピオンシップと有馬記念では、池添謙一騎手が武豊騎手を抑えて単独の1位となっています。
この記録も凄いですね。

地方交流G1


続いては、JRAのみならず地方競馬のJpn1レースも見ていきたいと思います。

jpn1レース 最多勝利騎手 勝利数 主な騎乗馬
JBCクラシック 武豊 8勝 ヴァーミリアン
コパノリッキー
JBCスプリント 川田将雅 3勝 スーニ
レッドルゼル
JBCレディスC 岩田康誠 3勝 ミラクルレジェンド
サンビスタ
かしわ記念 佐藤哲三 3勝 エスポワールシチー
帝王賞 武豊 5勝 スマートファルコン
ジャパンダートD 武豊 4勝 ビッグウルフ
ノットゥルノ
マイルCS南部杯 田辺裕信 4勝 コパノリッキー
アルクトス
川崎記念 武豊
幸英明
C.ルメール
3勝 タイムパラドックス
ホッコータルマエ
オールブラッシュ
カネヒキリ
東京大賞典 武豊 5勝 スターキングマン

ここでも全9レース中5レースが武豊騎手でした。
もう凄いとしか言いようがない記録ですが、そんな武豊騎手も人間です。
得意なG1もあれば苦手なG1もあるかと思います。

そこで武豊騎手が、どのG1レースに強く、逆に勝利数が少ないG1レースはどれなのかをまとめてみました。

G1最多勝利の武豊騎手について


レジェンド・武豊騎手がG1レースの中でもっとも勝利しているのは、天皇賞(春)の8勝です。
それに対して1勝のみのG1は3レースあります。
そこで武豊騎手のレース別G1勝利数を比較してみました。

ℹ AI生成
この画像・動画は、AIによって生成された架空のイメージであり、実在の人物・馬・団体等を描写したものではありません。
また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプトの調整等はおこなっておりません。

[使用ツール・モデル]
・DALL·E 3
・Firefly
・StableDiffusion
・Juggernaut XL(KandooAI)

前述の通り武豊騎手がもっとも勝利しているのは天皇賞(春)で、古くは『平成の盾男』と呼ばれ、1989年から1991年まで4連覇を達成。
さらにスペシャルウィークやディープインパクト、キタサンブラックといった錚々たる名馬で合計8勝を挙げています。

これに続くのが、日本ダービーと天皇賞(秋)の6勝です。
そして、フェブラリーステークスと桜花賞、菊花賞が5勝で続いています。
なお、菊花賞では1988年のスーパークリーク、1996年のダンスインザダーク、2000年のエアシャカール、2005年のディープインパクト、2019年のワールドプレミアと、昭和・平成・令和と3元号制覇の大偉業も成し遂げました。

一方で1勝に留まっているレースが3つあります。
まずは、朝日杯フューチュリティステークスと阪神ジュベナイルフィリーズの2歳G1です。

そのうち阪神ジュベナイルフィリーズにおいては、前身の阪神3歳ステークス、阪神3歳牝馬ステークス時代を含めると、1994年のヤマニンパラダイスの1勝のみで実に30年も勝利から遠ざかっています。

残りの1つは、春の女王決定戦ヴィクトリアマイルです。
これまで15回の参戦で1番人気に4回、2番人気に1回、3番人気に3回と騎乗していますが、勝利したのは2009年のウオッカの1勝のみとなっています。

そして、ご存じの通り武豊騎手には、1つだけ制覇できていないG1レースがあります。
それは、年末のホープフルステークスです。

このレースを制することで、前人未到のJRA・G1完全コンプリートの大偉業達成となります。
これは多くの競馬ファンが待ち望んでいますので、今年こそは何とか成就できるよう期待したいですね。

まとめ


今回は、G1別に最多勝利騎手は誰なのかを紹介してきました。

G1のイメージ画像3
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また、肖像権・パブリシティ権に配慮し、特定の人物に類似させるための学習データ使用やプロンプト調整等はおこなっておりません。

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大方の予想はついていたものの、武豊騎手の偉大さを改めて認識しましたね。
そして、G1別最多勝利騎手と題しながら武豊騎手特集みたいになってしまいました。

ただ、それだけ大レースの話題となれば武豊騎手一色になるということですので、前述しました通り武豊騎手には年末のホープフルステークスの勝利を期待し、他の騎手たちも武豊騎手に負けないくらいの活躍で日本競馬をもっと盛り上げてほしいと願っています。

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